息子の急な喘息発作がでて、初めて家にネブライザーがやってきました。
喘息の発作は、特に夜中に多く直ぐの対処が出来ないため、
寝れないまま朝を迎えることが、あります。
ネブライザーは、小発作から直ぐに自宅で対応できる装置です。
(もちろん薬液は必要ですが)
今回は、病院から貸してもらったオムロンと実際に購入したソフィオのネブライザーの
比較と注意点をまとめました。
ネブライザーの必要性
2017年8月に初めて、息子が気管支炎で5日間入院しました。
それからシングレアを2ヶ月ほど飲んでいましたが、元気にしていたので
飲まなくなり、冬に喘息に罹患。。
4月に喘息が出たため、妹から勧められた呼吸器専門の小児科へ行った所
初めてネブライザーを貸してもらいました。
病院に毎日通わなくても、自宅で治療ができて便利なネブライザー
必要性を1番感じたのは、同じ日に喘息発作がでた(原因はソファ)従兄弟は、
自宅にネブライザーがあったため発作が治まり、
なかった息子は夜中に、陥没呼吸まで喘息が悪化してしまったことです。
すぐにでも対処してあげられてたらと思うと、ネブライザーを持たずにはいられません。
特に夜に悪化する喘息は、ネブライザーが絶対必要だと思います。
オムロンネブライザーとソフィオの比較
病院から一時的に借りたネブライザーオムロンNE-C802と、先生から勧められ、
購入したネブライザーソフィオを比較します。
どちらもコンプレッサー式(ジェット式)のネブライザーです。
オムロン ※NE‐C803 | ソフィオ | |
本体寸法 | 約85×43×115mm | 190×130×120mm |
重量 | 約180g | 1,500g |
噴霧粒子径 | 約3μm | 1.9μm |
噴霧能力 | 約0.30mL/分 | 約0.32mL/分 |
最大薬液量 | 10mL | 8mL |
薬液残量 | 約0.7mL | 約0.4ml |
※比較は最新のオムロンNE-C803でまとめています。NE-C802との違いは噴霧能力が
20%アップし、短時間の吸入が可能になっています。
1.大きさの違い
写真の通り、大きさ、重さ共にオムロンが小さく軽い形状になっています。
一番ショックだったのは、旅行時の持ち運びを考えた時に、オムロンNE-C803なら
楽に持ち運べますが、購入したソフィオは楽に持ち運べるとは言えません。
2.音
共にネブライザー独特のゴーという音はしますが、オムロンNE-C802の音の大きさは、
ソフィオの約半分です。
ソフィオはパワーがあるのですが、かなり音が大きく小さい子どもは慣れるまで
吸入を嫌がる理由につながりそうです。
3.吸入時間
息子は、パルミコート0.5mgとメプチン0.3mlを吸入しています。
吸入時間は、NE-C802で吸入した場合、ソフィオの方が2分くらい早く吸入できました。
NE-C803は噴霧能力がソフィオとそれほど変わらないので、
時間も差異は小さいでしょう。
ソフィオは、小児用マスクがついているので、もし使えるのであれば
吸入率があがると思います。
息子は嫌がってマスクは使わず、病院と同じ方法のマウスピースで吸入をしています。
なるべく目に薬が入らないように、花粉症用のメガネをしての吸入です。
吸入後はうがいと、顔を吹くことを忘れずに・・(忙しい朝は忘れそうです)
4.金額
二つの機種の値段は以下の通り、あまり変わりません。
オムロンNE-C803 9,720円(amazon)
ソフィオ 10,260円 (amazon)
ネブライザーを選ぶ際の注意点
今回ネブライザーを購入して思ったことは、医師に勧められた製品を購入する前に
スペックを確認して、旅行でも持ち運べるネブライザーの選択は可能か確認すべきだったことです。
病院から貸し出してもらった、オムロンNE-C802は小さくて軽い形状だったので
ソフィオでなくても良かったのではないかと感じました。
スペックを比較するにあたり、気づいたことはソフィオは専用マスクが付属
されていることと、噴霧粒子径が小さいことでした。
持ち運びを考えず、吸入効率を考えるとソフィオはおすすめと言えます。
また、ネブライザーにはコンプレッサー(ジェット式)、メッシュ式、超音波二槽式ネブライザーがありますが、パルミコートの製薬会社から推奨されているネブライザーは、
コンプレッサー(ジェット式)ネブライザーです。
パルミコートは、小児喘息で処方される事が多い薬液なので、
ネブライザーは、コンプレッサー式(ジェット式)をおすすめします。
出典:OMRON
まとめ
喘息の出やすいと言われる5月、親子共にネブライザーのお世話になっています。
自分自身も、もっと早くに使っていたら夜に悪化する喘息に対応できていたなと
痛感しています。
陥没呼吸が現れて、急いで病院に行くことがないように、毎日ソフィオは喘息親子の
強い味方です。
小児喘息をかかえて、不安な夜を過ごすことが少しでも減りますように!
ぜひ、ネブライザーを置くことをおすすめします。
<オムロンとソフィオネブライザーはこちら>
コメント