高齢者の転倒による受診の注意点 外科と整形外科と形成外科の違い

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先日祖母が家の中で転倒、病院の付き添いを経験しました。

高齢者であること、転倒による治療は何科を受診すればいいのか、事前に知っておくといざという時に慌てないで付き添えると感じました。

 

今回は、高齢者の転倒による受診の注意点と外科、整形外科、形成外科についてまとめました。

 

記事によって病院の付き添いがストレス少ないものとなりますように。

 



高齢者の転倒によるケガの種類

 

高齢者の転倒によるケガで1番心配なのは、骨折ではないでしょうか

転倒によるケガは、骨折やひびだけでなく強打による打撲、脱臼、擦り傷、切り傷などの可能性があります。

 

骨ばかりを心配したばかり、1度は整形外科を訪れましたが、あいにく休診で近くの総合病院へ行くことになりました。

 

祖母(89歳)の転倒事例

 

転倒によって、ひじが擦りむけ6針縫う治療となりました。

89歳の祖母は、1人暮らしで買い物、掃除、料理まで自分でこなせるスーパー元気おばあちゃんです。

 

ただ、ここ1年は転倒や擦り傷をつくることが多くなっています。

今回の転倒は、自宅のじゅうたんが引いてある廊下で起こりました。

 

何もないじゅうたんの上でバタリと倒れ、右腕で体全体を支えたため、ひじを擦って皮膚が真っ赤になっていました。

擦った腕は直径3cmほど皮膚が擦りむけ、その部分は凹んだような状態です。

 

腕が体を支えたため、顔や頭を強打することはなかったのが不幸中の幸いです。

 

付き添いによる病院受診の注意点

注意点1.保険証と診察券を確認

 

先ずは大事な保険証と診察券を持ちます。

病院の診察時間を確認し、ぎりぎりになるようなら事前に電話連絡をしておくとよいでしょう。

雨で道路が混んで、予約時間に間に合わない時も事前の電話でスムーズに診察に向かえました。

 

注意点2.移動の時は手を引く

 

本人は歩けても、高齢者の場合は手を引くと安心してもらえます。

大人同士手をつなぐことが照れくさいかもしれませんが、思い切って手を支えてあげてください。

祖母も支えてもらえる手があると、安心できると話していました。

 

注意点3.駐車場の移動

 

病院の駐車場は、砂利が引いてあったり、入口まで距離があったりと高齢者には不便な場所です。

安全のため病院入口で一旦ハザードをたいて、入口付近の椅子まで誘導して待ってもらいましょう。

 

注意点4.分からないことや不安なことは聞く

 

クリニックやかかりつけの病院では勝手がわかっても、総合病院では分からないこと、不安に思うことがでてくると思います。

 

その時は躊躇せず、すぐに聞きましょう。

 

なぜならこちらからアクションを起こさないと待ちぼうけになってしまうことがあるからです。

 

次はレントゲンを撮ってきてくださいと言われ、レントゲン室の前でいくら待っても名前を呼ばれない。。

 

診察後の会計をするには、いつ会計ファイルがもらえるんだろう。。

 

少しでも分からないことがあったら、その場で確認するとよいでしょう。

 

名前を呼ばれるのを待っていると、時間だけが過ぎていきます。。

 

 

外科・整形外科・形成外科の違い

 

転倒による擦りむけたひじの治療に、どの科を受診したらよいのか迷いました。

結果、骨折、ひび、打撲や脱臼は整形外科、傷の縫合は形成外科です。

 

総合受付で相談し、外科→整形外科→形成外科の順に受診することになりました。

 

結局は、骨折していないかを整形外科で診てもらい、縫合を形成外科でしてもらうことに

 

 

【外科】・・外科とは、手術的な方法によって病気やけがなどを治療する科のことです。

 

【整形外科】・・一般的には捻挫・打撲・骨折・腰痛・関節痛を見る科として知られ、頭と内臓以外すべてを見る科のことです。

 

【形成外科】・・表面の皮膚に近い部分の異常を治療する科です。

出典:教えてお医者さん

 

 

かかった医療費

 

今回かかった医療費2日分の領収書を画像①〜④をあげました。

初診でかかった医療費 合計2,390円(①〜③薬代含む)

内訳:整形外科 370円(レントゲン撮影)

形成外科 1,800円(縫合)

薬局 220円

2回目受診でかかった医療費 820円(消毒)

 

医療費の負担額が少なくて驚きました。

翌週からは消毒のため週2日通う予定です。

 

治療の経過

 

形成外科できれいに縫合してもらい、目を覆いたくなるような傷は見えなくなりました。

翌日は痛くて痛み止めを飲んで、日常生活を送り、濡れないようにビニールをすればお風呂も入れるとのことでした。

 

翌週からは、週2日のペースで消毒をし、10日〜2週間ほどで抜糸ができるようです。

 

まとめ

 

どんなに気をつけながら過ごしていても、祖母のように急な転倒が起きてしまう時

本人は痛みが辛く、付き添いの家族は慌ててしまうかもしれません。

 

なれない総合病院に高齢者を1人で付き添うのは、不安が多いものですね。

受診する科が分からない時は、総合受付で相談にのってもらうこと、打撲や骨折は整形外科へ、そして傷の縫合は形成外科を受診すること。

 

安全のため高齢者の場合は手を引いてゆっくり歩きましょう。

 

 

 

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